【2024年最新値引き】新型プリウスの新車値引き相場や体験談をレポート
ハイブリッド車のパイオニアとして名高いプリウス。
2023年1月、このプリウスがフルモデルチェンジとなった。
このブログでは、2024年11月におけるトヨタ新型プリウスの値引き価格相場や目標、購入体験談などをレポートする。
- 2024年11月プリウスの値引き総額の相場は平均22~23万円
- プリウスの目標値引き率は車体本体から6%、ディーラーオプションから12%
- 下取り車はプリウスの値引き調整に使用される上、評価額も買取専門店には及ばないので下取りなしで交渉しろ
最新2024年11月新型プリウス値引き総額の平均・相場はいくら?
2024年11月における新型プリウス値引き総額の平均・相場がいくらなのか、最新情報を示す。
ディーラーオプション含む総額
平均22万~23万
プリウスはフルモデルチェンジされてから日が浅く、新型の値引き相場は今でもやや渋い。緩やかに回復している途上だ。
値引き総額相場
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2024年11月
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22~23万
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2024年10月
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21~22万
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2024年9月
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21~22万
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2024年8月
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21~22万
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2024年7月
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20~21万
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2024年6月
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19~20万
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2024年5月
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18~19万
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2024年4月
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18~19万
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2024年3月
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18~19万
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2024年2月
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18~19万
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2024年1月
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18~19万
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2023年12月
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18~19万
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2023年11月
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18~19万
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プリウスの見積もりは「下取りなし」で値引き価格を提示させろ
プリウスから最大の値引き価格を引き出すためには、見積もりは下取りなしで作成させること。
営業マンは、下取り車を安く査定し、浮いた差額でプリウスの値引きを調整をするからだ。
下取り車はプリウス値引き価格の操作に使うんだ(下の本に書いてあるよ)。
プリウス
値引き価格 |
下取り
査定 |
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---|---|---|
見積もり1
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50万
|
50万
|
見積もり2
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45万
|
55万
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見積もり3
|
40万
|
60万
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見積もり4
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30万
|
70万
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見積もり5
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25万
|
75万
|
(参考)
|
ー
|
100万
買取店の 買取価格 |
よって、プリウスの値引き価格だけでは判断することはできない
「プリウスの値引き価格+下取り査定」で判断する必要がある。
プリウスの下取り車はディーラーではなく買取専門店に売って支払総額を下げる
当ブログにおけるプリウスの値引き情報は月刊自家用車も参考にしているが、交渉体験談のレポートを読むと、ディーラーの下取り査定は買取店より安いことに気づく。
-
月刊自家用車値引き体験談レポート(2名)
出典:月刊自家用車 -
拡大
その上、プリウスの下取り車をディーラーに売却すると下記の手数料を取られるケースが多いが、買取専門店なら不要である点も見逃せない。
よって、プリウスの下取り車は一括査定サイトを使って複数の買取り専門店を競合させ、最高値のところに売却すれば支払総額を下げられる。
プリウスの値引き目標がどのくらいかは「額」でなく「率」で考えるべき
紹介したプリウスの値引き相場は、グレードによる本体価格の違いやオプションの合計額などは加味していない。
しかし、XのFFとZのE-Fourは、下記のように車体本体価格だけで100万円以上違うから、値引き額にも違いがあって当然だ。
グレード
|
駆動
|
価格
(万円) |
---|---|---|
X
|
FF
|
275
|
4WD
|
297
|
|
G
|
FF
|
320
|
4WD
|
342
|
|
Z
|
FF
|
370
|
4WD
|
392
|
よって、プリウスの値引き目標がどのくらいかは、値引き「額」ではなく「率」に換算して判断する必要がある。
プリウス車体本体とディーラーオプションでは値引き率の目標が異なる
目標とする値引き率は、「プリウスの車体本体」と「ディーラーオプション」で異なるので、別々に設定する。
ディーラーオプションは利益が大きいので、プリウス車体本体よりも高い値引き率を目指す。
- プリウス車体本体の目標値引き率
メーカーオプションとの合算から
6% - ディーラーオプションの目標値引き率
12%
- プリウス車体本体とディーラーオプションの値引きが分けられていないときは?
- 自身の購入する「プリウスの車体本体価格」及び「ディーラーオプション価格」に対し、それぞれに上記目標値引き率を掛けて合計しよう。
値引き率ではわかりにくいからGとZで目標値引き額をシュミレーションする。
プリウスG(FF)の目標値引き総額
2Lモデルの下位グレードに位置づけされるのがG。
下位グレードといっても、19インチアルミホイールを標準装備し、前席シートヒータも採用するなど、エクステリアや機能的にも満足度は高い。
このプリウスG(FF)の目標値引き総額は以下のとおりだ。
- 新車価格320万円
- メーカーオプションなし
- ディーラーオプション50万円
目標値引きは総額25万円
プリウスZ(E-Four)の目標値引き額
プリウスの上位グレードとなるZ。
パワーバックドアやパノラミックビューモニターなどを備え、利便性・安全性ともに申し分ない。
このプリウスZ(E-Four)の目標値引き額は以下のとおりだ。
- 新車価格392万円
- メーカーオプション10万円
- ディーラーオプション40万円
目標値引き額29万円
ネッツ・カローラ・トヨペット・トヨタの販売店を競合させて値引きを上限まで拡大させる
プリウスの値引きを上限まで拡大させるためには、ネッツ・カローラ・トヨペット・トヨタといった販売店同士を競合させよう。
競合は、値引きが期待できる販売店を後回しにしたほうがよいので、下記の順番で交渉することを推奨する。
-
トヨタ
-
トヨペット
-
カローラ
-
ネッツ
値引きが少ないときはプリウスの展示車や新古車(中古車)もあり
プリウスの値引きが少ない、または予算が不足しているときは、展示車・新古車(中古車)も検討の価値がある。
- 展示車
- ディーラーがプリウスの展示車を入れ替えることがあり、通常の新車より安い値段で販売される。
- 新古車(中古車)
- メーカーのシェア争いのための販売台数稼ぎ、または、ディーラーが自身の目標達成のために購入したプリウスをそのまま中古車市場に横流しした車体。
決算時期などはプリウス新車値引きが最大45万や50万になる?
決算時期などはセールをやるからプリウス新車値引きが最大45万や50万に拡大すると考えている人がいる。
しかし、販売店には毎月の売上目標があるので下記のようなイベントを年中開催しているため、決算期だからといってプリウスの値引きが大幅に拡大するとは限らない。
冒頭で示したプリウス新車値引き相場の推移を見ても、決算期だからといって値引き額はあまり拡大していないことが明らかだ。
プリウスに限らず、どの車でもモデルチェンジにより値引き相場が減少し、モデル末期に向かって緩やかに拡大していくというパターンの繰り返しだ。
フルモデルチェンジ前にプリウスの値引きは最高になる
フルモデルチェンジ前にプリウスの値引きは最高になるが、新型以前のモデルチェンジの履歴を以下に示す。
2015年12月フルモデルチェンジして50型プリウスに
フルモデルチェンジにより50プリウスが登場したのが2015年12月である。
- 燃費は最高40.8km/lを達成
- Eグレードの燃費は世界最高クラスの40.8km/lを達成した。
- 4WDの設定
- 電気式4輪駆動となるE-Fourを新設定。
- TNGAの第1号車
- もっといいクルマづくりに向けた構造改革「TNGA」の第1号車となった
2018年12月マイナーチェンジで50後期型に
2018年12月にマイナーチェンジが行われ、現行の50後期型が登場した。
- 内外装のデザイン変更
- 50前期型は特徴的だったリヤのデザインが不評であったため、大きく変更された。
- 安全性能を強化
- Toyota Safety Senseを全車標準装備にするなど、安全装備が強化された。
- コネクティッドサービスの提供
- 専用通信機を全車標準搭載し、T-Connectを3年間無料提供。
プリウス購入者から聞いた値引き交渉体験談の口コミをレポート
Aツーリングセレクション4WDから30万円値引き(愛知)
- 購入者
愛知県在住30代 - グレード
Aツーリングセレクション(4WD)
- プリウスAツーリングセレクションを購入した理由は?
- モデルチェンジ前の50前期型プリウスに乗っていたのですが、例のテールデザインが好きになれませんでした。
車検が半年後なのでモデルチェンジした現行の50後期型に買い替えることにしました。
- 値引き総額はいくら?
- 4WDだったので支払総額が400万円近くになったのですが、値引きは総額30万程度でした。
- プリウス値引き交渉のコツは?
- プリウスはこれといったライバル車両が存在しないので、トヨタディーラー同士の競合に徹することですね。
マイナーチェンジ前の特別仕様車セーフティープラスから40万円値引き(兵庫県)
- 購入者
兵庫県在住40代 - グレード
特別仕様車セーフティープラス
- プリウス特別仕様車セーフティープラスを購入した理由は?
- 値段が手ごろで買い得感のある車を探していたところ、プリウスがマイナーチェンジするので、(当時の)現行プリウスが安い値段で購入できると聞いて。
- プリウス特別仕様車セーフティープラスの値引き総額はいくらでした?
- モデルチェンジ前だったので総額40万円近く値引きしてくれました。
- プリウス値引き交渉のポイントは?
- モデルチェンジ前なら大幅値引きしてもらえるので、そういった情報を調べておくことですね。
ありがとうございました。
当ブログのプリウス値引き情報源は月刊自家用車、価格ドットコム等を分析
当ブログのプリウス値引き情報は、以下から収集したものを集計している。
- 価格ドットコム
- 月刊自家用車などの各種車雑誌
- トヨタディーラーや知人の営業マンからの情報
- 執筆者斉藤良男のみんカラのアカウント
- 当ブログ公式ツイッター
プリウスの値引き相場は、主に価格ドットコムや車雑誌、ディーラー等から聞いた情報を集計している。
値引き交渉の口コミは、みんカラ・ツイッター等を通してプリウス購入者にアプローチして聞くほか、中古車売買の現場で紹介してもらうこともある。
ディーラーと買取専門店の査定額は同じではない
プリウス値引き情報を調査していると、下取り車の査定額はディーラーよりも買取専門店の方が高いと実感する。
ディーラーとの差額が数十万になるケースも多いので、プリウスの下取り車は一括査定サイトを使って複数の買取専門店を競合させ、最も高値の店に売却するとよいだろう。
おすすめはの一括査定サイトはズバット車買取比較だ。