ダイハツトール/カスタムの値引き情報!限界・相場や交渉のコツもレポート
2020年9月15日にマイナーチェンジが実施されたダイハツトール。
ダイハツが製造しているが、トヨタにはルーミー、スバルにもジャスティという名前でOEM供給されている。
このダイハツトールの2024年10月の新車値引き情報をレポートしています。
- 合計22万~23万
- トールの車両から11%
- ディーラーオプションの合計から22%
ダイハツトール/カスタムの値引き相場レポート!見積もりの注意点も
2024年10月ダイハツトール/カスタムの値引き相場レポート
ダイハツトール/カスタムの値引き相場は安定して推移。
値引き相場
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2024年10月
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22~23万
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2024年9月
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22~23万
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2024年8月
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22~23万
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2024年7月
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22~23万
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2024年6月
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22~23万
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2024年5月
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22~23万
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2024年4月
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22~23万
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2024年3月
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22~23万
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2024年2月
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22~23万
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2024年1月
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22~23万
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2023年12月
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22~23万
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2023年11月
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22~23万
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2023年10月
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22~23万
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下取り車がある状態でダイハツトールの見積もりをもらうと、値引きは下取り車で操作されていることが多い。
下記の見積もり1~3において、見積もり1は値引きが30万円と最も多くてお得に見えるが下取り査定が50万と最も安い。
逆に見積り3は値引きが10万円と少ないが下取り査定が70万と最も高い。
見積り1~3の支払総額は同じであるが、成約率が一番高いのは値引きの大きい見積もり1なので営業マンはこのような見積もりを作ることが多い。
- 見積もり1
- 値引き30万 下取り査定50万
- 見積もり2
- 値引き20万 下取り査定60万
- 見積もり3
- 値引き10万 下取り査定70万
ルーミー・ジャスティと競合させてダイハツトールの値引きを拡大させる
ダイハツトールはトヨタやスバルにもOEM供給されており、値引きを拡大せるにはこれらを競合させる。
トヨタはルーミー、スバルはジャスティという名前で販売されているが、基本的には同じ車なので「値引きが大きい車を買う」と交渉する。
- ルーミー
- ジャスティ
タンクは廃止になったのでソリオとも競合
トールの兄弟車として、2020年4月まではタンクが存在した(2020年5月で廃止)。
よって、かつてはトール・ルーミー・ジャスティ・タンクを4つ巴で競合させるのが値引き交渉の基本であった。
今回、タンクは廃止されてしまったので代わりにスズキのソリオを競合車種として加えるとよいだろう。
ソリオはルーミー・トール・ジャスティと同じ2列シートのスライドドア車であるが、排気量が200CC大きい1.2Lとなっている。
新車価格はトールとほぼ同一ということを考えると排気量が大きいことはソリオのアドバンテージとなっており、この点を強調して値引き拡大を目指す。
最後は経営の異なるサブディーラーを含むダイハツディーラー同士を競わせ、最大値引きを獲得しよう。
-
ソリオやルーミー・ジャスティと迷っていると伝える
-
交渉が煮詰まったら、経営の異なる他のダイハツディーラーでもトールの交渉していることを明かす
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上記を複数のダイハツディーラーで行う。
値引きだけでなくリセールバリューや納車状況も考慮する
トールの購入時には値引きだけでなく、リセールバリューや納車状況も考慮すべきだろう。
- リセールバリュー
- ルーミー・ジャスティ・ダイハツトールの中では、ルーミーのリセールバリューがやや高めと言われている。
同じ車でもトヨタブランドは強いのだ。
交渉においては「トールの方がリセールバリューが低いので、値引きが同じならルーミーの方が得だ」と伝えて上乗せを迫ろう。
- 納車状況
- トールの納車状況は、ルーミー・ジャスティと大差はない。
ダイハツトールの新車を購入するにあたり値引き額をシュミレーション
ここでダイハツトールの目標値引き額を定めてみよう。
なお、トールには以下の5グレードが設定されている。
- カスタムGターボ
- カスタムG
- Gターボ
- G
- X
トールの新車価格はグレードにより最大50万円程度の違いあるので、目標とする値引き額は一律に定められない。
そこで値引き率を使って目標値引き額を定める。
- トール本体
メーカーオプション含む新車価格の11%
- ディーラーオプション
合計金額から22%
ダイハツトールの新車価格から目標値引き額を計算してみよう
ダイハツトール全5グレードの新車価格を以下に示す。
グレード
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駆動
|
新車価格
(万円) |
---|---|---|
カスタムG
ターボ |
FF
|
204.6
|
カスタムG
|
FF
|
191.4
|
4WD
|
209.0
|
|
Gターボ
|
FF
|
186.5
|
G
|
FF
|
174.4
|
4WD
|
192.0
|
|
X
|
FF
|
155.7
|
4WD
|
173.3
|
カスタムGターボとGを例に目標値引き額を計算してみよう。
- カスタムGターボ
ダイハツトールで最も新車価格の高いトップグレードがカスタムGターボ。
ターボ+エアロを身にまとい、見た目も走りもバッチリなグレードだ。
購入条件- カスタムGターボの新車価格
204.6万 - ディーラーオプション
35万
目標値引き額30万円
- カスタムGターボの新車価格
- G
ターボやエアロはいらないという人に最適なのがGグレード。
実用上に必要な装備を備えつつ、新車価格は抑えられている。
購入条件- G(FF)の新車価格
174.4万 - ディーラーオプション
30万
目標値引き額26万円
- G(FF)の新車価格
値引きが限界に達しなければ納期の早い中古もあり!リミテッドも選べる
ダイハツトールの新車値引き交渉をしても、目標・限界に達しないケースがあるだろう。
その場合は、新車にこだわらず、中古に目を向けるのもありだ。
トールの中古を買うメリットは以下のとおりだ。
- 中古はリミテッドなどのグレードも選べる
今では購入できないお得な特別仕様車「リミテッド」などのグレードは、中古でしか購入することが出来ない。
- 中古は納期が早い
新車はオーダー後に生産を開始するため納期は長いが、中古なら既に車があるので1~2週間程度で納車される。
- 中古は価格が安い
一番のメリットは価格が安いことだが、中古でも値引きはできるのでしっかり交渉しよう。
ダイハツトールを買った人から聞いた値引き交渉の情報
- ダイハツトールを買った人
関東在住30代男性
- 値引き価格はいくらでした?
総額15万円でした
- 2020年8月マイナーチェンジの情報が入る
2020年8月、トールの購入を検討してネットを調べているとマイナーチェンジするという情報を発見。
今乗っている車を含め、これまで3台購入したダイハツディーラーに出向いて情報収集を行うが、正式なパンフレットもなく、詳しい話を聞くことが出来なかったので正式発表を待つことに。 - マイナーチェンジ発表後の週末初日
2020年9月15日、マイナーチェンジが正式に発表された。
その週末となるシルバーウイークの4連休初日にスバルディーラーに出向く。
マイナーチェンジで変更された主な内容を聞くと、以下のような返答だった。- スマートアシストの内容が強化
- 電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドの採用
- ドアロックの予約や自動解除機能の追加
- 内装・外装のデザイン変更
- その他
この日は情報収集に徹し、カタログと見積もりをもらい値引き交渉などは行わずに帰宅。
家に帰るとカタログや見積もりをじっくり見てオプションやボディーカラーなどを検討した。 - 1回目の値引き交渉
翌日、1回目の値引き交渉に向かった。
まず最初にオプションなどを変更して見積もりを作り直してもらう。
その後、価格交渉をすると、マイナーチェンジしたばかりのため値引きは10万円との事。
少し粘ってみるものの値引き価格は変わらなかったので、この日、トールの交渉はここまでとした。 - 2回目の値引き交渉
兄弟車のルーミーやジャスティを購入するつもりはないが今日の値引き交渉の結果次第ではそちらも検討することにすると伝える。
すると営業マンは明らかに動揺し、上司と相談すると言って席を外した。
10分後に戻ってくると「トールはマイナーチェンジしたばかりですからあまり値引きできないのですが、特別に15万円でいかがでしょうか」との返事が。
納得したのでこれで契約しました。