【2024年11月値引き情報】ホンダ新型ステップワゴン/スパーダの値引き
2022年5月にフルモデルチェンジして新型が登場したステップワゴン。
従来のSPADA(スパーダ)に加え、AIR(エアー)というモデルが追加されている。
このブログでは、2024年11月におけるホンダ新型ステップワゴンの値引き相場に関する情報や、支払総額を下げる購入方法を紹介しよう。
※ガソリン/e:HEV共通
- 2024年11月ステップワゴンスパーダ/AIRの値引き相場は平均34万~35万円
- ステップワゴンスパーダ/AIRの値引き目標は車体本体から8%、ディーラーオプションから16%
- 下取り車はステップワゴンの値引き調整に使われることに加え、査定額も買取専門店より安いのが一般的
では、各項目について説明するからステップワゴンの商談・値引き交渉で役立てて欲しい。
2024年11月新型ステップワゴンスパーダ/AIR値引き相場
2024年11月における新型ステップワゴンスパーダ/AIRの値引き相場と推移については以下のとおりである。
ディーラーオプション含む総額
34万~35万
ステップワゴンは2023年4月21日から全グレードが約5万円程度値上げされている。それに伴い値引き相場も渋くなっていたが、徐々に拡大している。
値引き相場
(万円) |
|
---|---|
2024年11月
|
34~35万
|
2024年10月
|
33~34万
|
2024年9月
|
33~34万
|
2024年8月
|
33~34万
|
2024年7月
|
32~33万
|
2024年6月
|
30~31万
|
2024年5月
|
29~30万
|
2024年4月
|
25~26万
|
2024年3月
|
25~26万
|
2024年2月
|
25~26万
|
2024年1月
|
25~26万
|
2023年12月
|
25~26万
|
2023年11月
|
25~26万
|
決算時期以外でもよくある!ステップワゴンの新車値引きが限界まで最大に見える見積もり
決算時期やボーナス時期などはセールをやるからステップワゴンの新車値引きが限界まで最大になるという意見がある。
しかし、値引きが限界まで最大になったように見えても、「下取り車を安く査定して、浮いた金額でステップワゴンの値引き価格を拡大しただけ」という見積もりが多い。
値引きで利益が減っても下取り車で埋め合わせをしており、決算時期以外でもよく見られるセールスマンの自衛手段だ。
ステップワゴン
値引き価格 |
下取り
価格 |
|
---|---|---|
見積もり1
|
40万
|
100万
|
見積もり2
|
30万
|
110万
|
見積もり3
|
20万
|
120万
|
(参考)
|
ー
|
140万
買取店の 買取価格 |
値引き交渉されても下取り車を低く査定して調整するよ(下の本にも書いてある)。
よって、ステップワゴンの新車値引きが最大に見えても、決してそれだけで判断してはならない。
「ステップワゴンの値引き+下取り査定」で判断する必要がある。
正直な営業マンはステップワゴンの値引き交渉時に下取り車を買取専門店へ売るように勧めてくれる
営業マンは、ホンダディーラーにおけるステップワゴン下取り車の査定額が買取専門店より安いとわかっている。
そのため、正直な営業マンはステップワゴンの値引き交渉時、下記車雑誌読者体験のように「下取りなし」にして買取専門店へ売却することを勧めてくれる(下記では営業マンが言うとおり車買取店の方が16万円高い査定)。
モデル末期ならステップワゴンの値引きが50万~70万になることも
モデル末期なら最大50万~70万の値引きも可能となるステップワゴンだが、直近のモデルチェンジ履歴は下記のとおり。
2022年のフルモデルチェンジ
2022年におけるフルモデルチェンジで登場した6代目ステップワゴンは、以下の特徴がある。
- 外観
原点回帰とも言える四角いデザインが特徴的だ。 - 内装
2列目シートは、前後だけでなく左右にもスライドするなど、居心地の良い空間を実現。 - グレード構成
従来は「標準車」とエアログレードの「スパーダ」という構成だったが、フルモデルチェンジにより、標準車はAIR(エアー)と名付けられた。
2020年1月一部改良
- ハイブリッドの名称変更
ハイブリッドのグレードはe:HEV(イーエイチイーブイ)という名称になった
- スパーダ系のシート表皮変更
スパーダ系のシート表皮は、撥水撥油加工を施したシートに変更され、汚れをふき取りやすくした
2017年9月マイナーチェンジ
2017年9月におけるマイナーチェンジでは、主に以下の変更が加えられた。
- スパーダのデザイン変更
不評だったエクステリアのデザインについて、大幅な変更が加えられた(スパーダのみ)。 - スパーダにハイブリッドを追加
2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を採用し、クラストップレベルの低燃費と力強い加速を両立させた。 - ホンダセンシングの機能追加
歩行者事故低減ステアリング機能を追加し、ホンダセンシングの基本8機能性能を全車標準装備とした。
さらにハイブリッド車には渋滞追従機能付きACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)を搭載した。
ステップワゴン値引きの目標は「額」ではなく「率」で考えろ
上述したステップワゴン値引き相場は、グレードやオプションの量などを一切考慮していない。
しかし、ガソリンターボのエアー(FF)とe:HEVスパーダプレミアムラインは、下記のように車体価格が80万円以上も違うから、値引き額にも違いがあって当然だ。
グレード
|
駆動
|
価格
|
---|---|---|
AIR
(エアー) |
FF
|
305.4(7人)
307.6(8人) |
4WD
|
329.6(7人)
331.8(8人) |
|
スパーダ
|
FF
|
331.2(7人)
333,4(8人) |
4WD
|
353.2(7人)
355.4(8人) |
|
スパーダ
プレミアムライン |
FF
|
352.9
|
4WD
|
371.9
|
※一万円未満四捨五入
グレード
|
駆動
|
新車価格
|
---|---|---|
e:HEV
エアー |
FF
|
347.8(7人)
346.0(8人) |
e:HEV
スパーダ |
FF
|
369.6(7人)
371.8(8人) |
e:HEV
スパーダ プレミアムライン |
FF
|
391.3
|
※一万円未満四捨五入
よって、ステップワゴンの値引き目標は、値引き「額」ではなく「率」で考えること。
なお、目標とする値引き率は、「ステップワゴンの車体本体」と「ディーラーオプション」で異なる。
1.ステップワゴン車体本体の目標値引き率(ハイブリッド/ガソリンターボ共通)
ステップワゴン車体本体の目標値引き率
メーカーオプションとの合算から8%
(※ハイブリッド/ガソリンターボ共通)
ステップワゴンの値引き額は下記のような傾向があるが、前述したように値引き率で判断すれば問題ない。
フルモデルチェンジ前の傾向
- 車体価格が高いグレードは値引きも大きい
- エアーなど車体価格が安めのグレードは値引きも少ない
- ガソリンターボは、ハイブリッド(e:HEV)より若干値引きが渋い
- FFは4WDより値引きが少ない
2.ナビなどのディーラーオプションの目標値引き率
ナビやフロアマット、ボディーコーティングなどのディーラーオプションは利幅が高いので、ここからの値引き率は高めに設定する。
ディーラーオプションの目標値引き率
16%
- 見積もり書で車体本体とオプションの値引きが分けられていないときは?
- 自身の購入する「ステップワゴンの車体本体価格」及び「ディーラーオプション価格」に対し、それぞれに上記目標値引き率を掛けて合算したものを比較。
値引き価格が渋いときはセレナ・ヴォクシーやステップワゴン同士を競合させる
ステップワゴンの値引き価格が渋いときは、セレナ・ヴォクシーといった同クラスのミニバンと競合させよう。
このクラスのミニバンは価格競争が激しく、ライバル車との競合となればディーラーも値引きを拡大せざるを得ないだろう。
ステップワゴンにはこだわっておらず、値引き価格が最も大きいところから購入すると交渉する。
最後に経営の異なるホンダディーラーでステップワゴン同士を競合させて値引きを限界まで拡大させる。
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それでも値引きが少ないならステップワゴンの在庫車・展示車・新古車もあり
ステップワゴンの値引きが少ない、または予算が足りないときは、在庫車・展示車・新古車も検討の価値がある(※フルモデルチェンジされた現在は困難)。
- 在庫車
ディーラーがステップワゴンの売れ筋人気グレード・人気色を見込み発注した車体であり、在庫がだぶついているときは値引きが期待できる。 - 展示車
ディーラー内に展示しているステップワゴンの展示車両を入れ替える際、安値で放出する車体。 - 新古車
メーカーのシェア争いのための登録台数稼ぎ、または、ディーラーが自身のノルマ達成のために購入したステップワゴンを中古車市場に放出した車体。
カーセンサーなどから購入できる。
残価設定(残クレ)での購入はe:HEVのスパーダ系が有利
値引き交渉をしても予算内に収まらないときは、残価設定(残クレ)でステップワゴンを購入するのもありだ。
ただし、不人気グレードを購入すると残価率が低いので注意が必要となる。
e:HEVのスパーダ系なら残価率が高い。
-
e:HEVスパーダ -
e:HEVスパーダプレミアムライン -
スパーダ(ガソリン)
ステップワゴンの値引き実例をレポート
e:HEVスパーダプレミアムラインから40万円値引き(下取り車込み)
- 交渉年月
2022年8月 - グレード
e:HEVスパーダプレミアムライン
- ステップワゴンe:HEVスパーダプレミアムラインを購入した経緯は?
- ノア・ヴォクシー・セレナと違って、落ち着いた四角いデザインが気に入りました。
- 値引き交渉のコツがあれば教えてください
- ノア・ヴォクシー・セレナの長所を持ち出し、そちらの魅力をアピールしました。しかし、値引き額によってはステップワゴンも考えるとやりました。40万円の値引きでしたが、下取り車込みですので実質的には25万円くらいだと思います。
エアー8人乗り4WDから20万円の値引き
- 購入年月
2022年9月 - グレード
エアー8人乗り4WD
- ステップワゴンエアー8人乗り4WDを購入した理由は?
- 雪国なので4WDは必須でした。シンプルなエアーのデザインも魅力でした。
- 値引き総額はいくら?
- 20万でした。
- 値引き交渉のコツみたいなものはありますか
- 経営の異なるホンダ同士を徹底的に競合させました。
当ブログのステップワゴン値引き情報元は価格コム、車雑誌等を分析
当ブログのステップワゴン値引き情報は、下記を分析した結果を掲載している。
- 価格コム
- 月刊自家用車などの車雑誌
- ホンダディーラーからの情報
- 執筆者斉藤良男のみんカラのアカウント
- 当ブログ公式ツイッター
ステップワゴンの値引き相場は、主に価格コムや車雑誌、ディーラー等から聞いた情報を集計している。
値引き交渉の口コミは、みんカラ・ツイッター等を通してステップワゴン購入者に接触して収集するほか、中古車売買の現場で聞くこともある。