日産V37新型スカイライン/400R値引き額の相場や限界の情報
日産を象徴するスポーツセダンで根強いファンを持つスカイライン/400R。
プロパイロット2.0が初搭載されたのもスカイラインであり、最先端の技術を搭載した車だ。
2019年には最高出力405psを発揮する400Rも登場するなど、走行性能にもますます磨きがかかっている。
一方、V37新型スカイラインは新車価格が400万円を超える高価な車であり、交渉前に以下のような値引き情報は把握しておくべきだ。
- 2024年11月における新型スカイライン値引き額の相場はいくら?
- 日産スカイラインの見積もり書で着目すべき点
- V37スカイラインから限界値引きを獲得するためにすべきこと
上記の内容を中心に、スカイライン/400Rの値引き情報をお伝えしていきます。
2024年11月日産V37スカイライン/400R値引き相場
- 日産V37スカイライン値引き相場
- 35万円(標準車/400R共通)
値引き相場
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2024年11月
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35万
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2024年10月
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35万
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2024年9月
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35万
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2024年8月
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35万
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2024年7月
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33万
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2024年6月
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32万
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2024年5月
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30万
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2024年4月
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30万
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2024年3月
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30万
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2024年2月
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30万
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2024年1月
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30万
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2023年12月
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30万
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2023年11月
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30万
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日産V37スカイライン/400Rは、やや拡大傾向にある。
ハイブリッドは生産終了となった。
見積もり書では値引き額+下取り金額に着目する
ディーラーで見積もり書をもらうとき、値引き額ばかりに気を取られていてはいけない。
以下の通り、値引き額は下取り車を使えば自由に操ることが出来る。
- 見積もり書1
- 値引き45万 下取り査定165万
- 見積もり書2
- 値引き40万 下取り査定170万
- 見積もり書3
- 値引き35万 下取り査定175万
- (参考)
- 買取店の買取価格 210万
上記の見積もり書では、1の値引き額が最も大きく、お得に感じる。
しかし、値引き額+下取り査定で考えればどれも同じ。
このように、下取り車を安く査定し、浮いた差額を使って値引き額の上乗せを図るというのはセールスマンが良く行う手口だ。
この手法は以下の本でも明かされている。
セールスマンはディーラーよりも買取店の方が高く買い取ることを知っている!
ディーラーがお客から買い取る下取り車は、ディーラーにとって重要な収入源となっている。
しかし、現実は買取専門店よりも安い金額でしか買い取れないことが多く、お客にとってはディーラーに売ることは損になる。
セールスマンが「買取店の方が高く買い取ってくれる」と教えてくれたらその人は信頼できる(下記の車雑誌読者体験談参照)。
新型スカイラインの新車価格に対する目標値引き率
新型スカイラインの交渉をするにあたり、値引きの目標はいくらにすべきか考えている人もいるだろう。
しかし、新型スカイラインの新車価格はGTと400Rでは約130万円も違う。
グレード
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駆動
|
新車価格
(万円) |
---|---|---|
GT
|
FF
|
456.9
|
GTタイプP
|
FF
|
486.9
|
GTタイプSP
|
FF
|
514.9
|
400R
|
FF
|
589.9
|
そこで、目標は新車価格に対する値引き率で定めるとよい。
購入する新型スカイラインのグレードに対し、以下の値引き率を掛けて目標を定める。
- 新車価格から
- 7%(標準車/400R共通)
- ディーラーオプションから
- 14%
GTタイプSPにディーラーオプション50万の場合の目標値引き額を計算してみよう。
GTタイプSPにディーラーオプション50万の目標値引き額
400Rを除き、新型スカイラインにおける最上級グレードがGTタイプSP。
新車価格は500万円近いが、パドルシフト、アルミペダル、前後スポーツバンパーなど走りも意識した仕様となっている。
このGTタイプSP(515万円)にディーラーオプション50万円をつけた場合の目標値引き額は以下のとおりだ。
- GTタイプSP本体からの目標値引き額
- 514万×0.07=36.0万
- ディーラーオプション50万からの目標値引き額
- 50万×0.14=7.0万
- 合計
- 43万
燃費の良いクラウンと競合させてスカイラインの限界値引きを目指す
スカイラインから限界値引きを引き出すためには、クラウンとの競合が効果的だ。
特に燃費重視ならクラウンの方が有利であり、このことを強調する。
- WLTC燃費
- クラウン :15.7~22.4km/l
- スカイライン:10.0km/l
スカイラインを検討している場合は、クラウンとの燃費の違いを強調して限界まで値引きを引き出そう。
なお、競合させるのは「クラウン」VS「スカイライン」だけではない。
下記の車雑誌に記載された2名の体験談のように、下取り車も複数の車買取店で査定して競合させれば限界まで高値で売れる。
-
-
拡大
高値が期待できるのは➞ズバット車買取比較
モデルチェンジ・マイナーチェンジ前は限界値引きが狙える
スカイラインに限らず、どの車でもモデルチェンジ・マイナーチェンジ前は限界値引きが期待できる。
例えば、スカイラインは2020年9月に一部改良が行われたが、その直前には値引きが急拡大していることがわかる。
一方、モデルチェンジ・マイナーチェンジ後の値引き相場は急落することも覚えておこう。
モデルチェンジが値引きに与える影響は以下のとおりだ(下にいくほど影響大)。
-
一部改良
-
マイナーチェンジ
-
フルモデルチェンジ
納期が長い?新型スカイライン400Rの値引き交渉をレポート
- スカイライン以外で検討した車は?
クラウンも少し考えましたが、セダンは現行で販売終了との報道があり、リセールバリューが低くなるのでやめました。
- スカイライン400Rの値引きは全部でいくらでした?
30万円です
早速、以下に紹介します。
納車までの納期が短い中古のスカイライン400Rと迷うが価格が高い
ある日、洗車をしていると現在乗っている車の車検期限が2ヶ月後に迫っていることに気づく。
当初は車検を通すことを考えていたが、妻に相談すると新しい車に買い替えてもよいと言うので気になる車を調査した。
- クラウン
- 高級セダンの代名詞だが、調べている最中にセダンタイプは現行で販売終了との報道あり。
廃止になるとリセールバリューが下がるので候補から外す。 - スカイライン
- 2020年9月に改良された新型スカイライン。
特に400Rは気になる存在だが、納車まで3ヶ月近くかかることが判明。
車検切れになってしまうので納期の早い中古も検討したが価格が高い。
400Rではない通常のスカイラインなら納車までの納期が2ヶ月くらいらしいので、とりあえず日産ディーラーに行って話を聞くことに。
リセールバリューの高いスカイライン400Rを30万円の値引き価格で購入
日産ディーラーに着くと、セールスマンに以下の内容を伝える。
- スカイラインの購入を検討中
- 車検が間もなく切れるので、納車を急いでいる
- 400Rに興味があったが納期が長いので悩んでいる
すると、セールスマンからは以下の返答があった。
- スカイライン400Rはリセールバリューも高くておすすめ
- 車検が切れても納車まで代車を用意できる
となれば400Rに決定だ。
オプションなどを選んで見積書をもらい、値引き交渉に入る。
提示されたスカイライン400Rの値引き価格は20万円。
セールスマンはスカイライン400Rはリセールバリューも高いですからと言って話をまとめようとする。
しばらく粘っても値引き価格が拡大しないので他の日産ディーラーにも話を聞こうを思うと言って帰ろうとしたところ、少し待って下さいと引き留められる。
店長を連れて戻ってくると「本日の契約であれば値引き価格は30万円とさせていただきます」とのこと。
代車を貸してくれることや早く契約して納車を急ぎたいことからこれで契約。
当ブログのスカイライン値引き情報の根拠
当ブログにおける日産スカイラインの値引き情報は、執筆者の各種SNSの他にも以下の内容を調査して掲載しています。
モデルチェンジなどの情報も随時調査しており、最新の内容となっております。
- 車雑誌の値引き情報
- 日産ディーラーのセールスマンへの調査
➞ズバット車買取比較