スズキアルト/アルトワークスの新車値引き相場！購入時の注意点も

スズキアルト/アルトワークスの新車値引き相場！購入時の注意点も

40年に渡って軽自動車の分野をけん引してきたスズキアルト。

値上がりが著しい軽自動車の中でも、車両価格100万円以下でも購入できるのは魅力。

他方、走りに応えるモデルとして「アルトワークス」も用意され、高出力とハイレスポンスを両立させている（2022年1月のフルモデルチェンジで現在は廃止）。

このアルト/アルトワークスの2024年11月における値引き情報レポートします。

2024年11月スズキアルト/アルトワークスの値引き相場と推移

スズキアルト値引き相場推移

	値引き相場
2024年11月	13万
2024年10月	13万
2024年9月	13万
2024年8月	13万
2024年7月	>13万
2024年6月	13万
2024年5月	13万
2024年4月	13万
2024年3月	13万
2024年2月	13万
2024年1月	13万
2023年12月	13万
2023年11月	13万

アルト/アルトワークス購入時に注意！見積りで行われる値引き操作

アルト/アルトワークスの購入時に注意すべきことは、見積りで行われている値引き操作だ。

セールスマンは、客がアルト/アルトワークスの値引きを求めてくることはわかっている。

その対策として、下取り車を使って値引き操作を行っているのだ。

下取り車を安く査定して浮いた差額を値引きに上乗せすることにより、見かけ上の値引きを大きく見せることが出来る。

下取りと値引きの関係（支払総額は同じ）

	アルト 値引き	下取り 査定
見積もりA	20万円	25万円
見積もりB	15万円	30万円
見積もりC	10万円	35万円
(参考)	ー	45万 買取店の 買取価格

1. 

2. 

アルト/アルトワークスの新車を最安値で買うために値引きの目標を定める

アルト/アルトワークスの新車を最安値で買うためには、値引きの目標を定めて交渉に挑みたい。

しかし、廉価グレードのFFとハイブリッドXの4WDでは新車価格が40万以上も違うから一律では決められない。

よって、目標は新車価格に対する値引き率で定めるとよい。

新型アルトLとハイブリッドXの目標値引き額

• L

  
  画像出典：アルト公式
  

  新型アルトガソリン車の上位グレードがL。

  100万を少し超える程度の価格ながら、運転席シートヒーターが標準装備されている。

  このアルトLのFFにディーラーオプション25万円購入した時の目標値引き額は次のとおり。

  新型アルトL(FF)の目標値引き額

  新車価格：112万

  99.9×0.08＋25×0.16＝13万

• ハイブリッドX

  

  新型アルトの最上位グレードとなるハイブリッドX。

  FFならWLTC燃費は27.7km/lという低燃費が魅力。

  このアルトハイブリッドX（FF）にディーラーオプション30万円購入した時の目標値引き額は次のとおり。

  新型アルトハイブリッドX(FF)の目標値引き額

  新車価格：138.0万

  126.0×0.08＋30×0.16＝約16万

モデルチェンジでアルト/アルトワークスの新型が発表されたら買い時

アルト/アルトワークスに限らず、新車値引きが最も拡大する買い時は、モデルチェンジで新型が発表された直後だ。

間もなくモデルチェンジして旧型になってしまうが、新型には以下のデメリットが存在することを考慮すると悪い選択ではない。

ミライースやキャロルと競わせてアルトから限界値引きを獲得する

アルトから限界値引きを獲得するためには、ミライースやキャロルと競合させると効果的だ。

• キャロル

  

  スズキがマツダに供給しているアルトのOEM車がキャロル。

  基本的にはアルトと同じ車であるため、競合には最適だ。

  価格はキャロルの方がやや高いが、装備内容は充実している。

• ミライース

  

  アルトと並ぶ格安軽自動車の代表車種がミライース。

  価格帯はアルトに近いため、限界値引きを狙うための競合として欠かすことのできない存在だ。

アルト限界値引き獲得フロー
1. キャロル・ミライースとの競合
   

   キャロルやミライースとも迷っています

   

   アルトの値引きを増やしますので‥

2. 交渉が終盤になったら、他のスズキディーラーでもアルトの交渉を行っていることを明かす
   
   

   実は、ほかのスズキディーラーでもアルトの交渉をしているんです。

   

   値引きを限界にしますので、うちでご購入を‥

3. アルトの値引きが限界に

アルト/アルトワークスの値引きが限界にならなければ中古・新古車も

頑張って交渉しても、アルト/アルトワークスの値引きが限界まで拡大しない人もいるだろう。

そんな場合は、中古・新古車も選択肢に入れてみよう。

中古の場合、以下のように、今では買えないかつての人気グレードも購入できるのはメリットだ。

40周年記念車ＬリミテッドとターボＲＳは中古でしか買えない

• アルト40周年記念車Lリミテッド

  

  初代アルトの誕生から40周年を記念し、2019年から1年程度発売されていたのが40周年記念車Lリミテッド。

  「40th Anniversary」の専用エンブレムを装着し、特別色も設定されていた。

  「デュアルセンサーブレーキサポート」「後退時ブレーキサポート」といった安全装備も採用し、アルトファンなら見逃せないグレード。

• ターボＲＳ

  

  2015年～2018年まで発売されていたターボグレードがターボRS。

  ターボエンジンながら、アルトワークスよりもコンフォートよりに仕上げており、街乗りでも快適だ。

  見た目もスポーティーでカッコいい。

アルトバン4WDの値引き交渉を報告します

アルトバンの他に候補車種は？

購入候補はアルトバンのみですが、当初はアルトバンの中古も考えていました。

しかし、新車でも安く買えるのでやめました。

どのような方針でアルトバンの値引き交渉に挑みましたか？

アルトバンはあまり競合車種もないので（強いて言うならばミライースの廉価版？）、サブディーラーも含めたスズキ同士の競合に徹しました。

アルトバンの値引きは少なくリセールも低い？

まずは、アルトバンの値引きを調べると乗用車のデータしかでてこない。

新車価格が安いので、あまり期待はできなそうだ。

念のため中古相場も見てみると、かなり安いのでリセールバリューも低そう。

乗りつぶす覚悟で購入するしかない。

早速、家から近いスズキディーラーを回って値引き交渉を行った。

• スズキディーラーA店でのアルトバン値引き交渉
  まずは、最も家から近いスズキディーラーA店へ出向く。

  アルトバンは商用車のため、展示車両はないようだ。

  カタログをもらって説明を受けるが、オプションがほとんどないので選ぶべきものも少なく商談は簡単だ。

  1. 色は白のみ
  2. メーカーオプションはパワーウインドウのみ
  3. ディーラーオプションもわずか

  ディーラーオプションとしてフロアマットのみ選んで見積もりをもらうと、支払総額は104万円となった。

  ここから値引き額を聞くと、たったの5万円だという。

  即答はせずに持ち帰る。

• スズキディーラーB店での交渉
  続いて、隣の市にあり経営の異なるスズキディーラーB店でもアルトバンの交渉を行った。

  店に着いてセールスマンにアルトバン4WDの購入を考えていることを伝えると、席に案内される。

  カタログを持ってきたので「既に持っている」と伝えると、他の店でも交渉しているのか聞かれたので、「しています」と答える。

  すると、セールスマンは明らかにテンションが下がり、遠回しにそちらで交渉してくださいというようなことを言われたので撤収した。

• スズキサブディーラーでの交渉
  近所に正規ディーラーは他にないため、サブディーラーでも話を聞くことにした。

  整備工場も兼ねた小さなサブディーラーだが、とても丁寧に対応してくれた。

  正規ディーラーでも交渉していることはわかっているようで、値引きも頑張りますとのこと。

  

  この条件でいかがでしょうか？

  1. 値引き15万円
  2. ガソリン満タン
  3. 初回オイル交換無料

初回から、好条件が登場。

接客・値引きともに申し分がないので契約した。