【2024年11月値引き推移】新型ヴェゼル/ハイブリッドの値引き相場や目標をレポートするブログ
2021年4月にフルモデルチェンジとなった新型ヴェゼル。
手ごろな価格とボディーサイズも支持され、現在のSUV人気の立役者といっても過言ではない。
2024年4月にはマイナーチェンジが実施された。
このブログでは、2024年11月におけるホンダ新型ヴェゼル/ハイブリッドの値引き価格相場や目標などをレポートする。
- 2024年11月ヴェゼルの値引き相場は19万~20万円
- ヴェゼルの目標値引き率は車両価格から5%、ディーラーオプションから10%
- 下取り車はヴェゼルの値引き調整に用いられることに加え、査定価格も車買取店に及ばないので下取りなしで交渉することを推奨
最新2024年11月新型ヴェゼル/ハイブリッド値引き平均・相場と推移
2024年11月における新型ヴェゼル/ハイブリッドの最新値引き相場や推移を以下に示した。
ディーラーオプション含む総額
平均19万~20万
新型ヴェゼルの値引き相場は、2024年4月のマイナーチェンジでやや渋いが、緩やかに拡大・回復中。
値引き相場
|
|
---|---|
2024年11月
|
19~20万
|
2024年10月
|
19~20万
|
2024年9月
|
19~20万
|
2024年8月
|
19~20万
|
2024年7月
|
17~18万
|
2024年6月
|
17~18万
|
2024年5月
|
15~16万
|
2024年4月
|
15~16万※
マイナーチェンジ |
2024年3月
|
26~27万
|
2024年2月
|
26~27万
|
2024年1月
|
25~26万
|
2023年12月
|
25~26万
|
2023年11月
|
25~26万
|
決算時期以外にも多い!ヴェゼル新車値引きの総額が最大40万や50万に見える見積もり
決算時期はノルマ達成のためにヴェゼル新車の値引き総額が最大40万や50万などに拡大すると考えている人がいる。
しかし、値引きの期待値が高い時の見積もりには注意。
ヴェゼルの値引きが最大になったと思っても、「下取り車を安く査定して、浮いた差額で値引き価格を上乗せしただけ」というのが現実だ。
ヴェゼル
値引き総額 |
下取り
査定 |
|
---|---|---|
見積もり1
|
50万
|
30万
|
見積もり2
|
40万
|
40万
|
見積もり3
|
30万
|
50万
|
見積もり4
|
25万
|
55万
|
見積もり5
|
20万
|
60万
|
見積もり6
|
15万
|
65万
|
(参考)
|
ー
|
80万
買取店の 買取価格 |
ヴェゼルが値引きされる分は、下取り査定で調整している(下の本に書いてある)。
よって、ヴェゼルの値引き総額だけで判断してはならない。
「ヴェゼルの値引き総額+下取り査定」で判断しなければ意味がない。
正直なディーラーの営業マンはヴェゼルの値引き交渉時に「下取りなし」を勧めてくれる
営業マンは、ホンダディーラーにおけるヴェゼル下取り車の査定額が買取専門店に劣ることを認識している。
そのため、正直な営業マンはヴェゼルの値引き交渉時、下記車雑誌読者体験のように「下取りなし」にして買取専門店へ売ることを勧めてくれる(下記では営業マンが言うとおり車買取店の方が16万円高い査定)。
フルモデルチェンジ前のモデル末期にはヴェゼルの値引きが30万も
2021年4月のフルモデルチェンジ前、モデル末期となったヴェゼルは値引きが30万になることも珍しくなかった。
以下のような事情を考慮すると、一般論として、あえてフルモデルチェンジ前のモデル末期を購入するのもありだ。
すぐに旧型となるフルモデルチェンジ前のモデル末期を選ぶ利点
2021年4月、ヴェゼルがフルモデルチェンジして新型となったが、その直前には間もなく旧型になるということで値引き相場は拡大した。
フルモデルチェンジ前のモデル末期で、間もなく旧型になるので、30万以上の値引きをしてくれました。
このように、フルモデルチェンジ前のモデル末期を選ぶには以下の利点がある。
- 新型は価格が上がる
- フルモデルチェンジで登場した新型ヴェゼルは、約20万円値上がりしている。
- モデル末期は値引きが拡大する
- フルモデルチェンジ前に購入すれば値引きが大きい。
新型は価格の値上がりや値引きが少ないことから、旧型との支払総額の差は50万円程度にもなるだろう。 - モデル末期は機械的に熟成している
- 2019年・2020年にそれぞれフルモデルチェンジしたN-WGNとフィットでは、発売前後に大規模なトラブルがあったことは記憶に新しい。
モデル末期にこういったトラブルの心配はほとんどない。
こう考えると、間もなく旧型になるモデル末期の車両を購入するのも悪くない。
ヴェゼルの値引き目標は「額」ではなく「率」で設定する
上述した値引き相場は、購入するヴェゼルのグレードやオプションの量などを考慮に入れていない。
しかし、ガソリン車GのFFとe:HEV PLaYでは、下記のように車両本体価格だけで100万円も違うから、値引き額にも違いがあって当たり前。
グレード
|
駆動
|
価格
(万円) |
---|---|---|
G
|
4WD
|
264.9
|
e:HEV X
|
FF
|
288.9
|
4WD
|
310.9
|
|
e:HEV X
HuNTパッケージ |
FF
|
299.9
|
4WD
|
321.9
|
|
e:HEV Z
|
FF
|
319.9
|
4WD
|
341.9
|
|
e:HEV Z
PLaYパッケージ |
FF
|
355.6
|
4WD
|
377.6
|
オプションの内容も人それぞれなので、ヴェゼルの値引き目標は、値引き「額」ではなく「率」で設定しなければ意味がない。
ヴェゼル車体本体とディーラーオプションでは値引き率の目標が異なる
目標とする値引き率は、「ヴェゼルの車体本体」と「ディーラーオプション」で異なるので、別々に定める。
ディーラーの純正オプションは利幅が大きいので、ヴェゼル車体本体よりも値引き率を高めに設定する。
- ヴェゼル車体本体の目標値引き率
メーカーオプションとの合算から
5% - ディーラーオプションの目標値引き率
10%
- 示されたヴェゼルの値引き価格は車体本体とディーラーオプションが一緒になっているのですが
- 「ヴェゼルの車本体価格」及び「ディーラーオプション価格」に対し、それぞれに目標値引き率を掛けて足したものを比較しよう。
値引き率ではイメージしにくいので、e:HEVのZ及びXとガソリンのGを例に目標値引き総額を計算する(全てFFの場合)。
e:HEVのZ及びXとガソリンGの目標値引き総額
- e:HEV Z
新型ヴェゼルで最量販車種に位置付けられているのがe:HEV Z。
シンプルで美しいデザインをベースに、充実した安全・先進装備を数多く採用している。
この新型ヴェゼルe:HEX Z(FF)の目標値引き総額は以下のとおり。
- 新車の値段:319.9万
- ディーラーオプション:50万
購入条件 目標値引き総額21万
- e:HEV X
新型ヴェゼルのe:HEVで最もお手頃な値段のX。
Honda CONNECT for Gathers+ナビ装着用スペシャルパッケージや16インチアルミホイールなどを装備している。
このe:HEV X(FF)の目標値引き総額は以下のとおり。
- 新車の値段:288.9万
- ディーラーオプション:40万
購入条件 目標値引き総額19万
- G(ガソリン)
新型ヴェゼルで唯一のガソリングレードとなるのがG。
約265万円という新車価格が魅力的だ。
この新型ヴェゼルGの目標値引き総額は以下のとおり。
- 新車の値段:264.9万
- ディーラーオプション:30万
購入条件 目標値引き総額16万
C-HRやホンダディーラー同士を競合させて値引きを限界まで拡大する
ヴェゼルの値引きを限界まで拡大させるためには、C-HRやホンダディーラー同士を競合させよう。
C-HRとの交渉を先行させ、その後、ホンダディーラー同士を競合させる。
C-HRとの競合でヴェゼルの値引きを拡大させる
ヴェゼルの最大のライバルはC-HRであり、競合には最適。
C-HR・ヴェゼルどちらかにこだわりはなく、値引きが大きい方から購入すると交渉しよう。
最後はホンダディーラーでヴェゼル同士を競合させ値引きを限界に
C-HRとの競合を終えたら、最後はホンダディーラー同士でヴェゼルを競合させ、限界まで値引きを拡大させる。
ホンダは経営の異なるディーラーが多いので、ヴェゼル同士の競合はやりやすいだろう。
-
下取り車も買取店で限界まで競合させればこうなる!
-
拡大
おすすめは➞ズバット車買取比較
値引きが渋いときはヴェゼルの新古車(中古車)もあり
ヴェゼルの値引きが渋い、または予算が足りないときは、新古車(中古車)も検討の価値がある。
新古車とは、メーカーのシェア争いのための登録台数稼ぎ、または、ディーラーが自身のノルマ達成のために購入したヴェゼルをそのまま中古車市場に放出した車のことだ。
それでもヴェゼルの値引きが少ないときは残クレで購入!キャンペンーン金利はお得
交渉が思うようにいかず値引きが少ないときは、残クレでヴェゼル購入するのもありだ。
金利はキャンペーンを実施することがあり、その期間は狙い目。
ただし、残クレの金利はヴェゼルに設定された残価の部分にもかかるので支払総額で考えると他の支払方法より高くなることが多い。
値引きはいくら?ヴェゼル交渉体験・実例の口コミをレポート
e:HEV PLaYから30万円値引きした実例体験の口コミ
- 購入者
- 30代男性
- 交渉年月
- 2022年9月
- グレード
- e:HEV PLaY
- ヴェゼルe:HEV PLaYを購入した理由は?
- ヴェゼルはデザインが気に入ったので、他車は考えていませんでした。
e:HEV PLaYにしたのはパノラマルーフが気に入ったからです。 - e:HEV PLaYの値引き総額はいくらでした?
- 約30万円でした。
- ヴェゼル値引き交渉のポイントは?
- 複数のホンダディーラーを回って、意欲の高いセールスマンに出会えるかどうかだと思います。
当ブログのヴェゼル値引き情報源は価格コム、みんカラ等を利用
当ブログのヴェゼル値引き情報や実例は、以下の内容から収集・分析して掲載している。
- 価格コム
- 各種車雑誌
- ホンダディーラーや営業マンからの情報
- 執筆者斉藤良男のみんカラのアカウント
- 当ブログ公式ツイッター