2024年三菱エクリプスクロス/PHEV新車値引きの相場や交渉の情報
画像出典:エクリプスクロス公式
三菱が発売しているスタイリッシュで抜群な走りを見せるSUVがエクリプスクロス。
2020年12月には初のマイナーチェンジが行われ、PHEVモデルが追加された(ディーゼルは廃止)。
この三菱エクリプスクロス/PHEVを2024年12月に買うときに知っておくべきことは以下のような値引き情報だ。
- 2024年12月のエクリプスクロス新車値引き相場や目標は?
- エクリプスクロスから限界値引きを引き出す交渉の仕方ってあるの?
- エクリプスクロス購入者の値引き実例を聞きたい
このブログでは三菱エクリプスクロス/PHEVの最新値引き情報を掲載しています。
2024年12月三菱エクリプスクロス/PHEV値引き相場と過去の推移
27~28万円(ガソリン/PHEV共通)
値引き相場
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2024年12月
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27~28万
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2024年11月
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27~28万
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2024年10月
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27~28万
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2024年9月
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27~28万
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2024年8月
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27~28万
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2024年7月
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27~28万
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2024年6月
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27~28万
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2024年5月
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27~28万
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2024年4月
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29~30万
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2024年3月
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30~31万
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2024年2月
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30~31万
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2024年1月
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30~31万
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2023年12月
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30~31万
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三菱エクリプスクロス/PHEVの値引き相場は、30万円前後で安定して推移している。
見積もり書の値引き額は下取り査定との合算で判断しなければ意味がない
ディーラーで見積もり書をもらうとき、値引き額だけに気を取られていてはいけない。
以下のとおり、値引き額は下取り車でいくらでも操作できるからだ。
- 見積もり1
- 値引き40万 下取り査定80万
- 見積もり2
- 値引き30万 下取り査定90万
- 見積もり3
- 値引き20万 下取り査定100万
- (参考)
- 買取店の買取価格120万
上記の見積もり1~3の支払総額は同じだが、1が最もお得感が強いと感じるだろう。
エクリプスクロスには定価(希望小売価格)が設定されているから、値引き額の多い・少ないは容易にわかるが、下取り車には定価がないから高く買い取ってもお客はそれがわからない。
逆に、下取り車を安く査定しても客はわからないので、セールスマンは見積もり1のようなパターンを好む。
このように、セールスマンは下取り価格を操作してエクリプスクロスの値引き額を(見かけ上)増やしている(この実態は以下の本に記載あり)。
正直なセールスマンは「買取専門店の方が下取り車を高く買い取る」と教えてくれる!
一般論として、車の買取価格はディーラーよりも買取専門店の方が高い。
下記の車雑誌の読者体験談のように、担当となったセールスマンがそれを教えてくれたら信頼できる人だ。
値引き目標はエクリプスクロス/PHEVの新車価格に対する率で定める
エクリプスクロス/PHEVから大幅値引きを引き出すためには、目標をもって交渉に挑みたい。
しかし、エクリプスクロスの新車価格はグレードによって大きく値段が異なる。
そのため、目標を定めると言っても全グレードで一律に同じ値引き額というわけにはいかない。
グレード
|
駆動
|
新車価格
(万円) |
---|---|---|
M
|
FF
|
277.3
|
4WD
|
299.3
|
|
G
|
FF
|
311.9
|
4WD
|
333.9
|
|
特別仕様車
BLACK Edition |
FF
|
330.0
|
4WD
|
352.0
|
|
P
|
FF
|
330.0
|
4WD
|
352.0
|
グレード
|
駆動
|
新車価格
(万円) |
---|---|---|
M
|
4WD
|
409.4
|
G
|
4WD
|
441.4
|
特別仕様車
BLACK Edition |
4WD
|
465.1
|
P
|
4WD
|
465.1
|
以上の理由からエクリプスクロス/PHEVの値引き目標は、新車価格に対する率で定めること。
- 新車価格から
- 9%
- ディーラーオプションから
- 18%
ガソリンのGにディーラーオプション40万を購入した時に目標とする値引き総額を求めてみよう。
G(ガソリン)にディーラーオプション40万の目標値引き総額
エクリプスクロスのガソリン車におけるミドルグレードがG。
18インチアルミホイールやステアリングヒーターなどを備え、デザイン・機能共に満足できるだろう。
このG(ガソリンのFF)にディーラーオプション40万を購入した場合の目標値引き総額は以下のとおりだ。
- G(ガソリンのFF)本体からの値引き目標
- 311.9万×0.09=28.0万
- ディーラーオプション40万からの値引き目標
- 40万×0.18=7.2万
- 総額
- 35.2万
エクリプスクロスより売れ行きや燃費のよいC-HRと競合させて値引きを拡大
エクリプスクロスの値引きを拡大させるためには競合が欠かせないが、最適なライバル車と言えばC-HR。
トヨタの人気SUVでありエクリプスクロスよりも売れ行きが良く、三菱のセールスマンも警戒している。
特に燃費重視のお客については、価格も含めてエクリプスクロスPHEVよりもC-HRハイブリッドのほうが有利だろう。
- C-HRが有利な点
- 燃費
- 価格
- エクリプスクロスが有利な点
- 走行性能(運転する楽しさ)
- 居住性
なお、競合させるのは「エクリプスクロス」VS「C-HR」だけではない。
下記の車雑誌に記載された2名の体験談のように、下取り車も複数の車買取店で査定して競合させ、限界まで高値で売ろう。
-
-
拡大
高値が期待できるのは➞ズバット車買取比較
値引きが渋い時は中古もあり!ブラックエディションも買える
三菱はディーラーの数が少なく、期待したほどエクリプスクロスの値引きが拡大しないこともあるだろう。
その様に値引きが渋い時は中古のエクリプスクロスを買うのもありだ。
2018年12月から発売されており人気のあった特別仕様車「ブラックエディション」は2020年12月のマイナーチェンジで廃止され、現在は中古でしか買えない。
- ベース車両
- G Plus Package
- 内容(以下の箇所に特別加飾)
- 電動格納式リモコンドアミラー
- 前後スキッドプレート
- サイドドアガーニッシュ
- ピアノブラックのフロントグリル
- 専用18インチアルミホイール
マイナーチェンジした新型三菱エクリプスクロス値引き交渉の実例
- 値引き交渉の実例報告者
関東在住の30代男性
- 購入グレード
ガソリンのGプラスパッケージ(マイナーチェンジ後)
- 新型エクリプスクロスの値引き総額は?
15万円でした
マイナーチェンジした新型エクリプスクロス値引き交渉の実例を見てみよう。
売れないディーゼルはマイナーチェンジで廃止された
以前から欲しかったエクリプスクロスがマイナーチェンジすると知り、2020年11月下旬、近所の三菱ディーラーに情報収集に向かう。
三菱ディーラーに到着すると受付で「エクリプスクロスがマイナーチェンジするというので話を聞きたい」と伝え、席に通される。
しばらくするとセールスマンが来て、マイナーチェンジの概要として以下の情報を告げられる。
- 売れ行きのよくないディーゼルは廃止
- 代わりにツインモーター4WDのPHEVが設定される
- 正式発表は2020年12月4日
なんと、2019年6月に新設定されたばかりのディーゼルは、売れないのでわずか1年半で廃止となった。
カタログや価格表などは正式発表後に配布することになっているとのことで、詳しい情報は正式発表後に再訪問して聞くことになった。
新型は値引き価格が少ない!30万だと社員割引より多いらしい
再訪問するまでの間、新型エクリプスクロスの値引き価格の情報などを収集。
マイナーチェンジにより新型の値引き価格は少ないようだ。
そして、2020年12月4日の正式発表後に再び三菱ディーラーに向かい、同じセールスマンからマイナーチェンジした新型エクリプスクロスの説明を受ける。
- グレードなどのラインナップ
- ガソリン車は「M」「G」「Gプラスパッケージ」の3グレード。
- 同様にPHEVは「M」「G」「P」。
- エクステリア
- ヘッドライトの形状などを変更し、全体的にシャープで引き締まったデザインに仕上げました。
それに伴い、ボディーカラーもランナップを変更しています。 - 内装
- 上位グレードにはスエードと合成皮革のコンビシートを採用し、オプションでは本革シートも用意しております。
- PHEVの新設定
- アウトランダーPHEVと同じツインモーター4WDをエクリプスクロスに最適化して搭載。
EVのみで57.3kmの走行が可能です。 - 走行性能の向上
- ボディーとサスペンションの最適化により、4WD技術「S-AWC」を進化させて操作性・乗り心地を改良しています。
また、状況に応じた走行性能を選べるように、スノーモードなど数パターンのドライブモードを新採用しています。 - 新機能の採用(グレード別)
- ディスプレイのサイズを8インチに拡大し、スマートフォンのナビ機能と連携できるようになりました。
エクステリアも含め、新型エクリプスクロスはずいぶんと良くなった印象だ。
価格表を見せてもらうと、PHEVはガソリン車より130万円も高い。
その割にPHEVの燃費は良くないので購入するのはガソリン車に決定し、各グレードの説明を受ける。
- M
エントリーグレードでありお求めやすい価格のM。
しかし、ヘッドライトがハロゲンであったり、シートは生地がファブリックであったり手動スライドであったりと質感はやや劣る。 - G
価格と内容のバランスに優れるミドルグレードのG。
ヘッドライトはLEDになり、運転席シートはパワースライド式であるほか、助手席とともにシートヒーターなども採用される。 - Gプラスパッケージ
新型エクリプスクロスガソリン車の最上級グレードがGプラスパッケージ。
マイナーチェンジで登場したスマートフォン連携ナビゲーションはこのグレードのみ採用だ。
グレードは価格と装備内容を比較してGに決定。
オプションも決めて見積書をもらうと支払い総額は約350万円になった。
セールスマンは「マイナーチェンジ後で受注が立て込むので納期を考えると早めに注文したほうが良いですよ」と言う。
しかしこのまま購入するわけがなく、ここから値引き交渉を行う。
最初はダメもとで「30万円値引きしてくれたらすぐにでも買いますよ」と言ったところ、「それは社員割引よりも多いですよ」と一蹴される。
三菱のセールスマンが示した新型エクリプスクロスの値引き価格は10万円。
マイナーチェンジ後とはいえ、少ない気がする。
その後も交渉を続け、最終的にマイナーチェンジ後の新型エクリプスクロスから15万円の値引き価格で契約した(完)。
当ブログのエクリプスクロス値引き情報は価格com(価格コム)なども調査
当ブログにおけるエクリプスクロスの値引き相場などの情報は、独自に収集したものに加え、価格com(価格コム)の書き込みも参考にしています。
価格com(価格コム)の値引き情報は古い書き込みが多いので、投稿年月には注意が必要です。
また、エクリプスクロスの値引き調査には以下の情報も使用しています。
- 車雑誌の値引き情報
- 三菱などディーラーへの聞き込み
➞ズバット車買取比較